女怖い・・・
厨房で逢いましょう
(2006;独・瑞)
監督:ミヒャエル・ホーフマン
出演:ヨーゼフ・オステンドルフ 、シャルロット・ロシュ 、デーヴィト・シュトリーゾフ
★★☆☆☆(2.0)
天才シェフのグレゴアは、カフェで働くエデンと知り合う。グレゴアの作る料理の虜になったエデンは、グレゴアの台所に通い始める。
“エロチック・キュイジーヌ(官能料理)”と呼ばれる創作料理はどれも美しく、見ているだけで楽しかった。
ただ、その料理の味(おいしさ)の描写が、私にとっては非常にわざとらしく映った。
人がものを食べる行動というのは、決して美しいものではないと日ごろから思っているけれど、この作品を観て改めてそう感じてしまった。
ストーリーは料理を介し、時折コメディタッチに進んでいくが、後半の展開は笑えない。
何よりも同じ女として、エデンの行動には辟易としてしまう。
グレゴアを利用して夫との仲を修復し、夫を利用してグレゴアの気持ちを高揚させ、結果的には最悪(彼女にとっては最高?)。
せめて夫のほうが大人だったら・・・
試写会でよかった・・・
8月25日、Bunkamuraル・シネマにてロードショー