なんて腹の立つ女だ!と思ってしまった・・・
プラダを着た悪魔
(2006;米)
監督:デヴィッド・フランケル
出演:メリル・ストリープ 、アン・ハサウェイ
★★☆☆☆(1.5)
ジャーナリスト志望の女性がファッション雑誌「RANWAY」の編集長、ミランダのアシスタントになる。しかし、もともとファッションに興味のない彼女は、ミランダに散々な言葉を浴びせられる。
よく言えば安心して観ていられる。悪く言えば方程式どおりの、何のひねりもないストーリー。
観ていて本当に腹が立った。アン・ハサウェイ演じるアンディに対してね。
続きはこちら↓(若干ネタバレになります)
彼女の“努力”って服を着替えることなのか?
そのファッションもハリポタも、第三者が助けてくれただけで、彼女自身がそんなに努力したとはとうてい言えないじゃないの。
挙句の果てにそれってないよね~ここまで来て急に我を通そうとするとは・・・
そして、彼女のボーイフレンドと友人。忙殺される一方でどんどんファッショナブルになっていく彼女に対して「前の方が良かった」というような発言。
なんて懐が狭いのかしら!
・・・というように、本当にいちいち腹が立って仕方がなかったのです。
唯一の救いはやはりメリル・ストリープ。
口角をグイと上げた人工的な笑顔のウマイこと!
あれだけの地位を得て、多くの人材を動かし、かつ人情的な面も持ち合わせているだなんて、
最高の女性、上司じゃないですか。
私は断然“ミランダ派”ですね。
映画館、すごく混んでいました。しかも女性ばっかり。