終映後、隣に座っていた女性二人は、「感動しちゃった~」「すごいいいね(←日本語間違ってる!)、これ~」と盛り上がっていました。
私は・・・まったく感動できなかった。もしかして私がおかしいのかな!?
夢駆ける馬ドリーマー
(原題:Dreamer)
監督:ジョン・ゲイティンス (「サマーリーグ」「コーチ・カーター」)
俳優:カート・ラッセル 、ダコタ・ファニング 、クリス・クリストファーソン 、エリザベス・シュー
★★☆☆☆(2.0)
かつて騎手をしていた父親を持つ女の子と、ケガから再起していく競走馬の心のつながりを描いた、実話を基にした作品。
・・・決して嫌いではないんです。が、これはああなるだろう、それはこうなるだろう、というのが見事にそのとおりに展開していく、つまり何のひねりもないストーリーなんです。
登場人物が画面に登場して数分で、今後の役回りがわかってしまう。
もちろん観ているほとんどの人が結末は予想できていると思うんですが、そこにいきつくまでの展開がこうまで予想通りだと、やはり興ざめしてしまう。
俳優たちはみんなイイんですけどね。
天才子役ダコタ・ファニングの演技を改めて鑑賞。
この子、その場面場面で自分に何を要求されているのかわかってるんだろうな。
うつむき加減、目線のそらしかた、笑いの種類・・・
そして13歳とは思えないような発声。大人か子供かわからなくて・・・ちょっと・・・
私個人としては、ダコタは将来が楽しみな女優では、決して、ない。
5月27日より全国ロードショー