一人で映画を観る人だったら、“観たい作品”ではなく“観られる作品”を選ぶことがあると思う。
これも、シネシティに行ったときに開演まで5分というグッドタイミングだったから観ることにしただけで、すごく興味があったわけではない。
そういう出合い方で割と良かったりするとウレシイのだけど、今回はそううまくいかなかった・・・
不発続き・・・
ラッキーナンバー7
(原題;Lucky Number Slevin)
監督:ポール・マクギガン(「ホワイト・ライズ」)
出演:ジョシュ・ハートネット 、ブルース・ウィリス 、ルーシー・リュー 、モーガン・フリーマン 、 ベン・キングズレー 、スタンリー・トゥッチ
★★☆☆☆(2.0)
人違いからどんどん不運にみまわれる男の話。敵対するギャング集団の争いに巻き込まれ、自らの命も狙われる・・・
これだけの俳優が揃ってて、そんなあ~と思ってしまった。
だってSirベン・キングズレーが出てるんですよ!!!
他の人はどうだかわからないけれど、私はかなり早い段階で「コイツよ、コイツ!何で気がつかないの!?」とわかってしまったのです。
つまり意外性があまりなかったということでこの点数。
私が勝手に呼ぶ“『オーシャンズ11』型構成”(観客も最後まで騙され、ラストは敵対する相手に種明かしをするというパターンの構成)は、昨年の『インサイドマン』という作品もこれに当たると思うけれど非常に秀作だったので、今作は脚本が良くないのかも。
ただ、ほんとにほんとのラストで、グッドキャット(役名)の“テスト”がわかったのはちょっと良かった。
デート向きかな(実際カップルばかりだった)。
まあ観てもいいかなぐらいの感じです。