観てからしばらく経ちますが、見ごたえあったな~と思います。
王の男
(2006;韓国)
監督:イ・ジュンイク
出演:カム・ウソン 、イ・ジュンギ 、チョン・ジニョン 、カン・ソンヨン 、チャン・ハンソン
★★★☆☆(3.0)
旅芸人のチャンセン(カム・ウソン)とコンギル(イ・ジュンギ)は王をからかった芝居をし、人気者になる。
しかし、重臣の一人に王(チョン・ジニョン)を芸で笑わせられなければ死刑だと言い渡される・・・
朝鮮王朝第10代の王で暴君として名高いヨンサングン(燕山君)とその時代の話。
何よりもこの作品で印象的なのは色彩の鮮やかさ。
当時の宮廷を再現したセットは本当に見応えがあった。
話の展開にやや突飛な部分があるけれど、飽きさせない作りにはなっていると思う。
ただ、個人的には「そんなに泥臭くしなくても」と思う場面があったし、若干無理矢理に幕を引いた感があり、この評価。
イ・ジュンギという俳優は知らなかったけど、この役はピッタシ。
劇中では本当に美しいです(写真集などでは気持ち悪いです)。
12月9日新宿ガーデンシネマ(目下の楽しみ)ほかにて公開。